逆剥けがあると、つい無理やり剥いてしまうので、ケアのため最近ネイルオイルを買ってみました。
どうも、ゆうのです。
気づけば前回の投稿が3月2日ということで、1週間以上空いてしまいました…
本当は、週2くらいで投稿したいなと思っているのですが、1記事書くのにまだまだ時間がかかります。
もっとアウトプット頑張らなきゃ!!という事で、さっそく今日の内容へ。
今年の目標「本を50冊以上読む」

実は年始に、今年の目標を10個立てました。
その中の一つが 「本を50冊以上読む」 というもの。
小さい頃から読書は好きなので、全く苦ではないのですが、
忙しさを言い訳に読まない日々が続いていたので、目標として掲げました。
ちなみに、現在5冊を読了!次の本へ……と言いたいところですが、ちょっと待った。
前回お伝えしたように『アウトプット大全』で「インプットしてもアウトプットしないと意味がない」
という事で、ここで一旦読むのをストップ。
アウトプットに注力しようと思います。
そこで今回は、1冊目に読んだ柿内尚文さんの 『バナナの魅力を100文字で伝えてください』
という本から、印象に残ったポイントとそれを踏まえての感想を書きたいと思います。
バナナの魅力を100文字で?

まず、この本を手に取った理由ですが
表紙のタイトルを見た瞬間に「なんだこれ?」と思ったからです。
『バナナの魅力を100文字で伝えてください』?
頭に浮かんだのは、「美味しい、フィリピン産が多い、猿の好物、黄色、滑りやすい……」これくらい。
100文字どころか40文字もいってない。どうやって100文字で説明するんだろう。
と、シンプルに興味を持ち購入しました。
印象に残った3つのポイント

1. 「伝える」ではなく「伝わる」を意識する
この言葉を見たとき、「あ、やっちゃってたな」と、瞬時に思いました。
「伝える」は自分主体で、「伝わる」は相手主体。
どんなに自分では良い伝え方だと思っていても、相手に伝わっていなければ意味がない。
頭では分かっているはずなのに、実際には「どう伝えよう?」と、自分主体でしか考えられていない
自分に改めて気づかされました。
職場でのプレゼンや会議、友達や家族との何気ない会話でも、つい「どうやったら上手く伝わるか」
にばかり意識が向いて、「相手がどう感じるか」「どう受け取るか」を後回しにしてしまっていたなと
反省です。
結局、伝えたいことをいくら一生懸命話しても、
相手が受け取ってくれなければ、その努力は空回りしてしまう。
そんな当たり前のことに気づかされたとき、少し恥ずかしくもありました。
大事なのは「伝えること」じゃなくて「伝わること」。
これからは、相手の立場に立つことを意識して、伝わるように話したいと思います。
2. 「間」を取って相手が考える時間を作る
僕の悪いクセなんですが、伝えたいことがあると一気にババッと話してしまいがち。
ここでも、会話が自分主体になっていることに気づかされました。
「間」には、相手が覚える、考える、理解する時間を作る役割があります。
テレビやYouTubeで活躍している人、友達の中でも話し上手な人たち。
どの人も「間」の使い方が絶妙で、聞き手を引き込む力があります。
特に僕が大好きなお笑い。
ツッコミやボケのタイミングが絶妙で、笑いを引き出す「間」が本当にうまい。
あの絶妙な空気感こそが、面白さを倍増させているんですよね。
話すときに「間」を意識するだけで、相手に寄り添ったコミュニケーションができる。
伝えたい気持ちはそのままに、少しゆっくりと、相手の心に届くように。
そんな話し方を、これからもっと大事にしていきたいです。
3. 「ファクト」と「メンタル」を分けて考える
会話にはファクト(事実・事象)とメンタル(感情)を分けて考えるのが大切だとありました。
コミュニケーションがうまくいかない原因の一つに、
「ファクト」と「メンタル」を混同してしまうことがあります。
分かりやすい例を挙げると、よくあるカップルのケンカ。
彼女は「話を聞いてほしいだけ」なのに、彼氏が「解決策を提示しよう」としてしまう。
彼女は「メンタル(感情)」で話しているのに、彼氏は「ファクト(事実・事象)」で応じている。
このズレが、余計にお互いの気持ちをこじらせてしまう原因になっているんです。
こうしたすれ違いは、職場でも友人関係でも意外とよくあるもの。
「自分は良かれと思って言ったのに、相手の反応が悪かった…」という経験、ありませんか?
実は、伝えるときには「ファクト」と「メンタル」を分けて考えることが大切です。
例えば、お礼を言うときも「ありがとう(メンタル)」だけだと少し味気ないですが、
「忙しい中(ファクト)ありがとう(メンタル)」と伝えると、少し心に響きますよね。
ファクトとメンタルをうまく組み合わせることで
コミュニケーションに厚みが出て、より心に残る伝え方ができるようになります。
意識するだけで会話が変わる、この小さな工夫。僕も取り入れたいと思います。
読み終えて感じたこと

この本を読んで、僕は正直ちょっとショックでした。
自分は伝えるのが得意な方だと思っていたけど、実は伝わっていなかったのかもしれない…と。
これからは「どうやって伝えるか」ではなく「どうやったら伝わるか」を意識しながら
「間」や「メンタルとファクト」の使い方を工夫していきたいと思います。
普段から「伝わっているつもり」で満足している人、
コミュニケーションに少しでも悩みがある人には、ぜひ読んでほしい一冊です。
読んでみたら、意外と自分の「伝わる力」に自信がなくなるかもしれません。
でも、それは決してネガティブな気づきではなく、
「もっと良い伝え方がある」と気づかせてくれるチャンスでもあります。
僕も自分の言葉が相手にしっかり届くように、これからも学び続けていきたいです。
それでは、アウトプットで素敵な一日を!
参考文献
・松本幸夫 (2021) 『バナナの魅力を100%引き出す方法』かんき出版
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/9784761275778/
コメント
ゆうの氏
自分の思いとはなかなか伝わらぬもの。
伝え方も伝わり方も十人十色。
ただ人種の垣根を越え伝わるものもある。
このブログでもそうなることを願う。